企業広報に動画を活用するメリット
2022.07.11
企業広報に動画を活用するメリットとは?
コロナの影響により一気にオンラインでのコミュニケーションが広がっています。
それはプライベートのコミュニケーションにとどまらず、ビジネス上でも同様の事態が発生しています。
そんな中、動画コンテンツの役割はますます高まっています。
動画コンテンツはテキスト、画像、の何十倍もの情報量を相手に伝えることができます。
それは企業にとってなくてはならないツールと化しています。
特に販売促進、マーケティングを含めたPR活動(広報活動)においては相性のいいツールです。
本記事では、広報が「動画」を活用するメリットや活用法を合わせてご紹介していきます。
広報で動画を活用するメリット
広報活動において動画ツールを利用するメリットは大きくわけて3つあると考えています。
- 1.空気感やストーリーを伝えられる
単調になりがちな文章や画像のみでの情報に比べて、動画では製品やサービスの空気感をそのまま伝えることができます。
情緒的に伝えるのか、背景にあるストーリーごと伝えるのか、製品やサービスごとに工夫・組み合わせて作ることで幅広い表現が可能です。 - 2.短時間で多くの情報を伝えられる
音、動画の構成、動画全体を通した雰囲気など、ひとつの動画で伝えられる情報量が文章に比較して多いことが動画の大きな特徴だといえるでしょう。また、文章では読み手ごとに受け取り方に差が出ることがありますが、動画だと視覚的にイメージを共有できるので、より的確に情報を伝えられることもメリットです。 - 3.言語を限定せず伝えられる
文章であればその言語がわかる人にしか届けられない内容も、動画であれば言語を限定せずに伝えることができます。他にもスマホでの文字が読みづらい高齢者、まだ多くの言葉はわからない子どもなどにも、動画で製品・サービスの特徴をビジュアルや音を通して伝えられるのです。
広報動画の種類
広報動画には様々な種類があります。本記事では主に利用される5種類のシーンを紹介します。
- 1.会社紹介動画
どうしても堅くなりがちな会社紹介の文章も、動画にすることで情報をシンプルにし、誰にでもわかりやすい内容にすることができることがメリットです。
自社のハード面やソフト面のそれぞれの理解を高めてもらう為のツールとしても動画はかなり相性がいいとされています。 - 2.商品・サービスの紹介動画
それがどんな商品なのか、を伝える為に用いられます。その商品の特性を紹介する方法はもちろん、使い方(マニュアル)として利用する企業も増えてきました。テキストや画像だけでは伝えきれない、相手の感情を揺さぶることができる動画ツールは相性抜群です。 - 3.イベントの紹介・活動報告動画
社内外のイベントに関する紹介を動画にします。イベント当日の様子だけでなく、当日までの準備の様子から、イベント後の反省会などをストーリーと共に伝えることで、イベントについて知らなかった人も、イベントの内容を詳細に知ることができます。 - 4.口コミ動画
自社の商品やサービスを利用したことがあるユーザーに感想をインタビューする動画です。動画にすることで信ぴょう性が増し、商品・サービスの信頼につなぐことが出来ます。 - 5.調査報告動画
様々なデータの数字を動画で表します。主に上場企業による決算発表を動画で行うなど、データをわかりやすく伝える為に利用することが増えてきました。わかりやすく動画にすることで、データへの理解を得やすくし信頼性を高めます。
広報動画を活用する方法
動画を活用する場所は様々あります。内容によっては適切な方法で活用していきましょう。
- 1.SNS
現在SNSと呼ばれるモノの種類は、Twitter、Instagram、Youtube、Facebook、TikTokです。大体1分~3分程度の動画を掲載することが可能です。上記のSNSはグローバルに対応していること、アクティブユーザー数が多いこともあり、多くのステークホルダーに対して情報を発信したい場合に適切なツールとされています。
しかし情報の内容を適切に見定めなければなりません。
プライベートで利用されるシーンが大きいSNSです。厳格な内容よりもカジュアルでキャッチーな内容の動画を発信しましょう。 - 2.ホームページ
自社メディアでもあるホームページでの発信。
会社紹介動画、商品・サービスの紹介動画、利用者の声を届ける動画など、企業価値を高める内容の動画はここで発信されることが望ましいと思います。 - 3.プレスリリース
商品や新サービスなどの発表を行う為の動画として活用します。商品紹介動画や調査報告動画には相性抜群です。
多くの方が目に止まるような発信方法は、動画ツールが最も長けており、情報量の多さも他ツールを圧倒しています。
限られた時間で印象を与えるプレスリリースの場において、動画は最も活用できるでしょう。
さいごに
紹介したように動画ツールは多くの種類があり、多くの伝達方法があります。
動画が流行ってるからとりあえず・・・、ではなかなか思ったような活動ができないかもしれません。
きちんと内容(情報)と方法を照らし合わせて、動画を的確に利用していきましょう。